概要

2016年11月14日、米国カリフォルニア州サンノゼ及び東京発–ペイメントとコマースソリューションの世界的なリーダーであるVerifone (NYSE: PAY)は、マーチャント向けペイメントシステムの開発・運用や各種マーケティング支援を手がけるベスカ株式会社(本社:東京都港区、以下ベスカ)とパートナーシップを結び、日本国内のマーチャント向けに強化されたセキュアなペイメントサービスの提供を開始いたしました。

本パートナーシップは、両社の幅広いテクノロジーと地域特化した強みを合わせることで、金融、小売他、各種業界に利用価値のある革新的なペイメントソリューションを提供可能としました。

マーチャント向けソリューションをパートナーシップにより提供

日本では、クレジットカードやその他の決済手段の利用総額が比較的少ない現金主義経済である一方、日本のマーチャントに様々な決済手段への対応を可能にするために、2020年の東京オリンピックまでにEMV完全対応を迫られています。決済の世界標準を日本に適用するため、ベスカはVerifone Engage V200c カウンタートップと P400 PINパッドを用い、迅速かつ安全でインタラクティブなユーザーインターフェースを提供します。

これらの端末は日本のEMV仕様要求を満たしており、かつマーチャントは店頭(POS)での売り上げ増加のために、 標的化されたオファーやロイヤリティプログラムにより顧客にパーソナライズされた購買体験を提供することができます。

「日本のマーチャントが現在抱えている最大の課題は、業績向上と顧客ロイヤリティです。」とAite Groupのシニアアナリストであるタード・ピーターソンは述べています。

「世界中の国々がキャッシュレス経済に移行しつつあり、こうした変化をサポートしビジネスをより効果的にするのに最適な最新のテクノロジーを受け入れることは、必須です。日本は近年の大きな変化に備えており、Verifone及びそのペイメントソリューションと付加価値アプリケーションは、地域や全国のビジネスニーズを満たすのに適しています。」

「本パートナーシップは、日本のマーチャントに高度なエンドツーエンドのペイメントサービスと綿密な市場体験を もたらすでしょう。」とベスカ株式会社 代表取締役 吉田誠は述べています。

「さらに、当社はクライアントやパートナーからなる拡張エコシステムでのコラボレーションにより、独自のセグメントに 特化した機能の創造を計画しています。」

ベスカは、Verifone向けの端末管理システム、ペイメントゲートウェイやマーチャントコンソールなどのエンドツーエンドのペイメントサービスを提供する新ソリューション“Verifone Ark”を発表しました。

商用端末Verifone Engage シリーズで、日本のマーチャントは国産の非接触型スマートカードであるSony FeliCa™ や、カード、ペイメントアプリやウォレットなど様々な国際的な決済手段に対応できるようになります。

「当社の戦略的なパートナーであるベスカにより、日本のマーチャント、特に小売、食品やホスピタリティなどの 支配的な業界のマーチャントに、最高のテクノロジーソリューションとサービスを提供できるようになりました。」 とVerifone Asia Pacificのプレジデントであるスティーブ・アリフェリスは述べています。

「当社は、日本でさらにキャッシュレスの選択肢が増えるように、マーチャントに選択肢を、そして顧客に体験を強化する、新しいペイメントとコマースソリューションの促進を目標としています。」

この件に関するお問い合わせ先
ベスカ株式会社 営業部:TEL:03-5422-9211(代表) FAX:03-5422-9414 E-mail:vesca-info@vesca.co.jp

* FeliCaはソニー株式会社の登録商標です。
その他、本ニュースリリースに記載されている社名、製品名、サービス名等は一般に各社の登録商標または商標です。