
リテール事業進出にあたり、一般にアピールするブランディングツールを検討
イデアインターナショナルが展開する直営店は、2006年2月に表参道ヒルズにオープンした「Idea Frames」を皮切りに、既に全国に7店舗にのぼります。インテリア雑貨のメーカーである同社がリテール事業に参入するにあたって、同社や店舗の認知度を上げるための方策を検討していました。コミュニケーション部 部長 五十嵐洋氏は、「当社はメーカーとして10年以上の実績があり、業界ではある程度知られていますが、一般の方の知名度は決して高くありませんでした。」と語っています。 一方、同社の商品はギフトとして購入されることが多く、商品券に対する需要も見込まれていました。コミュニケーション部 海渕恵理氏は、「お客さまからも商品券を求める声が多数寄せられました。しかし、商品券は発行・回収・消し込み等の商品券番号管理など運用がとても煩雑で、導入には二の足を踏んでいました」と語っています。

柔軟な対応を評価し、ギフトカードとメンバーズカードの共通インフラとしてベスカを採用
ショップ認知度向上のブランディングツールとしてギフトカードに目をつけた同社は、いくつかのベンダーを検討した結果、ベスカのギフトカードを選択しました。その理由について五十嵐氏は、「他社のギフトカードシステムはサービスが固定化されており、ほとんど自由度がありませんでした。その点ベスカは、自社でシステム開発・運用を行っている為、当社の提案に対してとても柔軟に対応してもらえました」と語っています。同社は、ベスカギフトカードASPサービスを利用し、2006年12月よりギフトカードの販売を開始しています。
現在同社には、インテリア雑貨を中心とするイデアブランドのショップと、自然派化粧品のアグロナチュラブランドのショップがあります。同社が発行するカードは、その2ブランドのショップでそれぞれギフトカードとメンバーズカードがあり、計4種類です。特にリピート率の高いアグロナチュラのショップではメンバーズカードの人気が高く、同店の1号店である東京ミッドタウンの店舗では、開店から20日で約300枚の発行を記録しています。また、ギフトカードからメンバーズカードへの移行も可能で、メンバーズカードにはポイントがつくため、ギフトカードで買い物に来てそのままメンバーになるという顧客も増えています。
迅速な操作と、本部でのリアルタイム履歴データ管理を高く評価
実際のオペレーションについて海渕氏は、「店舗での操作は2秒程度と非常にスムーズです。また、商品券のように実物を送る必要がなく、Vesca Manager*でリアルタイムに本部でも処理結果を確認できるので、非常に便利ですね」と評価しています。(*ベスカ導入企業に提供されるWeb管理画面)
メールマガジンと連動したキャンペーンや、チャージをすると抽選でプレゼント品があたる期間限定キャンペーンを実施。「キャンペーン期間中は、チャージをするお客様が急激に増えました」と海渕氏が語るとおり、同社は様々な施策を矢継ぎ早に行い、カードの浸透を図っています。また、ECサイトも展開する同社は、さらにWebとリアルのショップをシームレスに連動させる戦略で、近々にはECサイトでギフトカードでの決済ができるようにする予定です。
さらに、ギフトカード事業そのものを拡大していきたいと五十嵐氏は次のように語っています。「今複数のショップに働きかけ、共同で利用できるインテリア共通カードのようなものを作れないかと計画しています。これは世界でもまったく新しい試みであり、今年の秋口には形になる予定です」
自社のみならず業界の活性化まで視野に入れた同社のギフトカード事業。消費者にも嬉しい仕組みが、次々と展開する予定です。
